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帰化申請における書類〜履歴書(その1)〜の書き方(記載例あり)

今回は帰化申請で提出する書類のひとつである履歴書(その1)の書き方について記載していきます。

目次

記載する上での注意事項

まず年は日本の元号を使用します。また学歴も転校したことがあるようでしたらそのことも詳しく記載し、大学の学部なども細かく記載します。会社に所属している場合は会社のどこの課に属するようになったのか記載し、またアルバイトをしていた経歴があるようでしたらその経歴も包み隠さず記載します。身分関係の欄には父母の死亡、婚姻の届日なども記載します。この履歴書(その1)は申請者ごとに記載しますが、15歳未満の方が申請者となる場合は不要です。

記載例

履歴書(その1)

❶氏名

帰化申請書に記載した名前を書きます。フルネームで記載します、アルファベット、通称名は使用できないことに留意してください。中国の簡体字、繁体字は日本の正字になおして記載してください。

❷年月日

平成5年の場合平5と記載します。また日にちが分からない時は省略できます。出生日→平成5年4月26日 、平成5年4月でも大丈夫です。

❸居住関係欄

まず一番初めの行には出生場所を記載します。外国でうまれた方は大使館、領事館等で発行される出生証明書に記載がある住所で確認します。引っ越しなどで住所を変えた場合はその都度記載していきます。
また住所は略さず正確に記載します。人によってはたくさん引越しをして、詳しい番地までは思い出せないという方がいらっしゃるかもしれません。そういった方々、○○町番地不詳という記載方法をします。ただ、履歴書の中の住所が不詳ばかりになると審査官から怪しまれるので注意が必要です。いつにどこに住んでいたか全然思い出せない方は出入国記録を入管に請求しましょう。請求してから書類が手元に届くまで1か月程度かかりますので前もって請求するようにしましょう。(出入国記録の請求方法について解説した記事)

❹学歴・職歴

学歴は小学校の分から記載します。転校をした場合も詳細を記載します。
職歴は、パート、アルバイト、派遣、契約社員など雇用形態に関係なく記載する必要があります。
また会社在籍時は、所属していた課などの情報も細かく記載していきます。

❺身分関係

身分関係の欄には、父母が死亡した時、自身にライフイベントが起きた時は細かく記載しなければいけません。

例えば申請人が結婚している場合は 日本人○○と婚姻婚姻届提出 と記載しましょう。日付は戸籍謄本、婚姻届の記載事項証明書を参考にします。またお子さんがいる場合は 長男○○誕生、長女○○誕生 と記載しましょう。この時の日付は戸籍謄本、出生届の記載事項証明書を参考にしましょう。

(戸籍謄本の請求方法がわからない方はこちらの記事で確認して下さい。)

帰化申請をするうえでほかに作成が必要な書類があるかと思います。それらの作成方法について下記の記事を参考にしてください。

帰化申請【生計の概要その1】

帰化申請【申述書】

帰化申請【帰化許可申請書】

帰化申請【勤務先付近の略図】

帰化申請【親族の概要】

帰化申請【動機書】

帰化申請【履歴書その2】

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