今回は帰化申請で提出する書類のひとつである履歴書(その2)の書き方についてまとめていきます。
履歴書(その2)の書き方
❶氏名
氏名欄には帰化申請書に書いた本人の名前を記載します。通称名やアルファベットは使用できません。中国、台湾の簡体字、繁体字は使用できません。日本の正字を使用します。
❷出入国歴
最近○年間の○の部分に帰化申請で満たしている居住要件年数を記載します。普通帰化なら5年なので○の部分に5をいれてください。日本人の配偶者等ビザから帰化申請する場合は過去3年分の出入国歴がみられます。
❸期間
出国している期間を記載します。一回の出国で3か月以上出国している場合、1年間で合計100日以上出国している場合は厳しく審査され不許可になる可能性が出てきますので注意してください。
1993年のように西暦記載ではなく、日本の元号を用いて記載する必要があります。出国した日にちが分からなかったり、何回も海外に渡航している場合は、出入国管理庁から出入国記録をもらい確認するようにしましょう。(出入国記録の請求方法について解説した記事はこちら)
❹日数
出国した日数を記載します。例えば上記の緑部分の間について6/12に出国し、6/15に帰国した場合の出国日数は4日間となります。出国した日自体もカウントします。
❺渡航先
渡航先の国は必ず記載してください。
❻目的、同行者等
渡航目的や、同行者を記載します。
例:会社の同僚と出張、一人で親族訪問等
❼総出国日数
出国日数を合計したものを記載します。
❽技能、資格
持っている資格等があったら記載します。運転免許資格、日本語検定資格、ITパスポート資格等公的なものを記載します。
❾賞罰
法律違反の有無などを記載します。交通違反の場合運転記録証明書の内容を記載するだけで大丈夫です。また公的機関から表彰された経歴がある場合はそちらも記載します。人助けなどをして警察署長、消防署長などから感謝状などがおくられたケースも記載しましょう。令和4年にスピード違反で反則金5000円取られた場合は 例:令和4年スピード違反反則金5000円と記載しましょう。また罪の重さによっては、書類を受け付けてくれない場合があります。
帰化申請と犯罪について解説した記事を確認したい方はこちらの記事をclick
➓確認欄
こちらにはなにも記載しなくて大丈夫です。
またほかの帰化申請で作成する必要がある書類の書き方を確認したい方は下記の記事を参考にしてください。
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